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「バルバトスっ、っ、、すまんっ」
ハラが『愛』で満たされた状態で尚且つ三度、種を蒔かれた。
体躯が鍾離で満たされた感覚に安堵と恍惚を覚え蕩けていたウェンティは、紡がれる『謝罪』に目尻を下げ小さく首を横に振った。
「もらくしゅ、ぎゅー……」
覚束ない呂律で抱擁を求めれば、身体を繋げたまま望んだモノが与えられた。
圧し掛かる重みが愛おしくて、甘えるように擦り寄る。
額に落ちてくるキスを唇にも求めれば、薄皮に吸い付く甘いキスが更に心を蕩けさせた。
「こんな、愛など微塵も無い抱き方をして、すまなかった……」
「んーん……、だいじょーぶ、だよ……?」
ちゃんと理解している。
鍾離は恐れていたのだ。一月もの間溜めに溜めた欲望をそのままに触れてしまえば、ウェンティを傷付けてしまう。と。
発情期を迎えた直後にしては理性的だったとすら思うウェンティ。
だから謝らないでと目尻を下げれば、額を小突き合わせた鍾離がまた謝ってきた。
話を聞いていたのだろうかと形だけ怒って見せれば、困ったように笑う愛おしい番。
「……もぅ、へーき?」
「ああ。……触れてもいいか?」
遠慮がちな声にウェンティは頷きを返す。嫌だなんて言うわけがないだろう。と思いながら。
(ずっと、ずっとさわってほしかったんだから)
早くと強請れば、上体を起こす鍾離。
遠くなった存在が寂しくて眼差しだけで不満を訴えてみる。
「少し待て。今脱がしておかなければ破り捨てることになってしまう」
言いながら伸びてくる手はウェンティの上着のボタンを外してゆく。
そうだ。下肢は丸出しだが、上はきっちり着込んだままだった。
身体は繋がったまま。ハラは繰り返し蒔かれた種で満たされている。
しかし腰より上は愛し合っている真っ最中だと思えぬほどいつも通り。
何というアンバランスな恰好をしているのだろうか。
(もらくすも、だ)
ハラに納めた肉棒の存在感が無ければ、鍾離の格好は普段通りだと錯覚してしまいそうなほど着崩れていなかった。
汗ばんだ額や首筋がかろうじて『運動後』だと教えてくれる程度だ。
本当に言葉通り肉棒を孔に突っ込み・突っ込まれ、ひたすら精を吐き出す処理をしていたのだ。自分達は。
「なんだか……、どうぶつ、みたいだね」
「ああ。まさに獣さながらな理性の無さだ」
「でも、『はつじょーき』って、そういうもの、だよね……?」
「まぁ繁殖するための本能だからな」
「なら、これが『せーかい』?」
「いや……、正解は番を孕ませることだろうな」
「! そっか……」
ああ、そうだ。『繁殖』は子を成すこと。
『人』は同性同士では子を孕むことが無いため、忘れていた。