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「ばかっ」
「そう言うな。お前がこれを使う機会を永劫与える気がない事へのせめてもの詫びなんだからな」
そう言って鍾離は萎えたままの恋人の性器から手を離すと、快楽に顔を歪めたウェンティを見下ろした。
「お前は俺のモノだ。誰にもやらん」
「っ、たり、まえでしょっ」
腰を打ち付け、狂気染みた独占欲を吐き出す鍾離。ウェンティはそんな男を涙目で睨んでやった。今更何を言っているのか。と。
「いらないっていっても、もうぜ、たい、はなれて、あげないからっ!」
「それでいい。何があっても俺の傍に居ろ。お前が居ないと、俺は俺でなくなってしまう」
自分に『愛おしい』という感情を教えた業は深いぞ。
そう愉悦に顔を歪めれば、お互い様だと切れ切れな声が返された。
「っ、バルバトス、こっちに来い」
「え? なに? なんでぬいちゃうの……?」
募る愛おしさに、もっと深く交わりたいと欲が増す。
より深く繋がるために一度楔を恋人から抜き去ると、鍾離はキッチンで乱れるウェンティの腰を掴んで自身の方へと引き寄せた。
鍾離が何がしたいのか分からないウェンティはナカから居なくなった恋人の熱を求め、悲哀の滲んだ顔を見せている。
だが次の瞬間、作業台から引きずりおろされたかと思えばそのまま身体を反転させられ、今度は背中ではなく胸を作業台に押し付ける体勢になっていた。
ウェンティが己の状況を理解するよりも先に、再び体躯を襲う激しい快楽。自分の肩越しに振り返れば、苦しそうに表情を歪めた恋人が夢中で腰を振っていた。
「あっ! も、もらくすっ、あぁっ、ま、まって! はやい! だめっ、はげしぃぃ」
足は何とか床についているものの、力は全く入らない。
おそらく自分は上体をキッチンの作業台に突っ伏しつつも尻を突き出して恋人を受け入れているのだろうと理解できたのは、先程よりも胎の奥深くを抉られ達してからだった。
全身を震わせ、力の入らない手を握りしめて言葉にならない声を漏らすウェンティ。
背中に圧し掛かってくる重みに口づけを求めて振り向こうとするのは、無意識の事だった。
「んっ……」
求めれば、惜しみなく与えられる愛。
重なる唇に心が幸福感で満たされていれば、「動くぞ」と行為の再開を告げられた。
(ボク、今イったばかりなのに……)
射精でしか達したことしかない鍾離には分からないだろうが、ナカで達すると快楽は射精よりもはるかに長く継続する。
そんな状態でまた新たな快楽を与えられれば善すぎて気が狂いそうになってしまうから、せめてもう少し落ち着くまで待ってはくれないものか。
これまで何度もそれを伝えているのに、忘れたかのように無視して抽送を再開させる鍾離は自分をいじめて楽しんでいるのかもしれない。
なんて、喘ぐ自分を別の場所から見下ろしているかのような冷静な自分の考えも、愛してると告げながら求めてくる恋人の手によって直ぐに霧散してしまうから困ったものだ。