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「不服そうだな」
「あ、たりまえ、でしょっ」
「何故だ? ……ほら、雄が欲しいんだろう?」
「んああぁぁ」
少し乱暴に指を動かすだけで甘ったるい声を漏らしておいて、『違う』というのは無理がある。
そう言って快楽に従順な体躯を揶揄する鍾離だが、ウェンティが怒っているのは其処ではなかった。
「ボクがほしぃのは、モラクスだけっ、だ、て」
「!」
「ほか、の、だれか、なんて、や、だっ」
「ああ……そうだな、すまない。お前は俺だけのモノだ」
身体を重ねることは久しぶりだった。だから傷つけないよう、丁寧に体躯を拓いてやるつもりだった。
しかし、こんなにも愛らしいことを聞いてしまえば、予定を変更せざるを得ないというものだ。
「! んんっ、もら、もらくすっ、やっ、まえ、まえさわらないでっ」
「快楽に集中しろ、バルバトス」
「ああぁ! だめっ、いくっ……いっちゃう、いっちゃうぅぅ……」
抗おうとするウェンティだが、久しぶりの快楽から逃れることが出来るわけがない。
たった数回扱き上げられただけでいとも簡単に達してしまうウェンティ。
悩ましい嬌声と共に果てた恋人のハラは締まり、指が食いちぎられてしまいそうだった。
痛みを覚えた鍾離が考えるのは、今此処に己の欲望を捻じ込めばどれほどの快楽が待っているだろうかという、妄想。
達した直後の締まりの良さはもう何度も堪能したことがあるため、それは想像に容易い。
ズクリと下肢が痛み、早く番に種をつけさせろと欲望が暴れ出す。
「……いい子で待っていたようだな」
己の男根にますます血が集中してゆく。
掌にべっとりと付着した白濁した愛液を躊躇くことなく口に運ぶ鍾離はそれを舐めあげ、口内に絡みつくそれににやりと笑った。
二週間溜めた番の子種は酷く濃厚だった。きっとこれをどこぞの雌が享受しようものなら新たな命が芽吹いてしまっていただろう。
鍾離は忌々しい想像が永劫実現する日が来ないことに愉悦した。
ウェンティが子を成すことがあるとするのならば、それは鍾離の子を孕む時以外にない。
そしてそれを他ならぬウェンティ自身が望んでいるという事実が鍾離に優越を感じさせた。
「ばか……ねぇ、『いいこ』にしていたんだから、ごほうび、ちょうだいよ……」
達したはずなのに、疼きが治まらない。
だがそれは仕方がないことだ。ウェンティの体躯は疾うの昔に鍾離によって作り変えられてしまったのだから。