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僅かに岩元素の色身を帯びた風の文様。
だがそれはまだほんの微々たる変色で、鍾離はこの愛おしい存在を自らの手中に堕としたいと強烈な支配欲を覚えた。
身体を仰け反らせ震えている愛おしい存在が、自分を呼んでいる。
その様は実に妖艶で、萎えるべき欲がまた勢いを取り戻してしまうから自分自身の欲の強さに呆れてしまう。
(何故この美しさは損なわれることがないのか……)
この美しい存在を、何度穢したか分からない。それなのに何故愛しい存在はまだこんなにも美しいままのか……。
鍾離はウェンティを抱きしめたいと願う欲のままベッドに預けていた背を起こし、守るべき体躯を腕に閉じ込めた。
「もりゃくしゅ……?」
「……先に謝っておく」
「? にゃにが……?」
碌に呂律の回らない愛おしい存在の額に口づけを落とす男の眉間に刻まれているのは深い皺。
苦し気なその表情にウェンティが彼の謝罪の理由を尋ねれば、答えは言葉ではなく態度で返ってきた。
「!ひゃぁぁぁぁ――――っ!!」
「すまないっ―――、お前の、お前の風の輝きを俺の岩に染めるまで、止まれないだろうから、許せっ!!」
「ま、まって! もりゃくしゅ、まってぇぇぇ!!」
まだ先の絶頂の余韻の残る胎を蹂躙する凶悪な熱量に、治まりかけていた体躯は快楽を広い、燃え上がる。
ウェンティは最奥を突き上げられる度に悲鳴を漏らし、気が狂いそうだと制止を求める声を何度も響かせた。
だが、理性を失った鍾離の耳にはその懇願は届かない。
むしろ興奮を煽る嬌声だと言わんばかりに男根の嵩は増し、ウェンティの胎をその質量で満たしてやった。
背中に回された腕は爪をたて、必死にしがみつこうとしている。
鍾離はもっと自分に『ウェンティ』を残せと恋人を抱きしめ、昂る想いのまま今度はウェンティをベッドへと転がした。
正常位に体位を変えた後は、ただひたすら種を芽吹かせるように腰を打ち付けるだけだ。
鍾離は重力の力を借りて更に激しく楔を打ち付け、ウェンティを愛し尽くす快楽を追い求めた。
「っ、出すぞっ!」
「んぁぁ、もりゃ、もらくしゅ、らめ、っ、らめっ、いま、いまらめぇぇ、いまなか、らめぇぇぇ! おかしくなりゅ、おかしくなりゅかりゃぁぁぁ!!」
「それで俺が止まると思っているのかっ!?」
むしろ雄を煽る言葉だと鍾離はウェンティを見下ろし、涙を零しだらしなく開いた唇から涎を零す恋人の淫靡な姿を食い入るように見つめた。
そして、その潤んだ翡翠に琥珀を映しながらいっそう激しく抽送を繰り返し、二度目の種付けを遂げたのだった。
ドクドクと脈打つ肉棒に、『モラクス』に戻ることで無意識に己にかけていた『暗示』が解けてしまったようだとまるで他人事のように自分の状況を分析する鍾離は、まだまだ納まらない欲に、きっと明日の朝―――いや、明日の夕暮れに起きたウェンティからは盛大に叱られるだろうと未来を予期し、笑った。