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「そう怒るな。確かに昔に比べて酷く淫猥になったが、愛らしさは微塵も変わっていない。むしろ愛おしさは増すばかりだ」
「な、何言って――」
「どんなお前も愛していると言っているだけだ。……ほら、もっと俺欲しがれ」
低く甘い声で隠すことなく真っ直ぐ伝えられる愛。与えられた言葉の数々にウェンティが胸を高鳴らせていれば、尻をむにっと鷲掴まれた。
体躯に燻っている熱はその乱暴な手にも快楽を見出してしまい、上擦った声が唇から漏れてしまう。
止まっていた腰は再び揺れ動き、至高ともいえる肉体美を持つ鍾離の腹筋に性器を擦りつけて自慰を再開するウェンティ。
鍾離は自分の腹で必死に己を慰める恋人の姿に舌を舐めずり、劣情を強くする。
柔らかく手に馴染む尻の揉み心地はまさに最高で、指の隙間からはみ出てくる肉は卑猥だと言わざるを得ない。
両手で尻を揉みしだく鍾離は恋人が快楽に身悶える姿を暫し堪能すると、おもむろに尻を揉んでいた左手をその奥へと動かした。
「! んっっ、あっ、もらくすぅぅ……」
「愛らしいな、バルバトス。……まだ指を添えただけだが、早くナカに来いと吸い付いて来る」
「んんっっ……、いじわる、し、ないでよぉ……」
「分かっている。だが、お前が望むモノをくれてやる対価に、俺が望むモノを与えてくれるか?」
「んっ、な、に? ……、ボク、なにしたらいいの……?」
蕾を柔く圧してくる恋人の指を咥え込もうと腰を揺らすウェンティに、新たな契約が成立するまで少し我慢しろと鍾離は指を遠ざけてしまう。
それを不満に思いながらも、鍾離が言う『契約』を結べばきっと自分は期待する以上に幸せになれると知っているから早く条件を提示してと強請るのだ。
腰を揺らしたまま急かしてくるウェンティに鍾離は愉悦を覚え、咽喉を鳴らした。
「今宵はお前に動いて欲しい。……穢れなど知らぬだろう美しい風の神が雄を胎に納めて淫らに腰を振る様を、存分に堪能したい」
「も、もぉ……、ばかぁ……」
求められたのは、騎乗位と呼ばれる体位でのセックス。
その体位で愛し合ったことはこれまで何度もあったが、ウェンティはいつもいつも恥ずかしいと泣いていた。
何故なら、鍾離はウェンティが快楽に腰砕けになって動けなくなるまで自らが腰を振ることなく、ただ己の腹上で快楽を貪る恋人の痴態を一瞬たりとも見逃すまいと食い入るように見上げてくるからだ。
改めてその行為を求めてくる鍾離に、彼の熱を胎に納めて快楽を貪るだろう自分は、この黄金色にも愛されるのだろう。
自分を見つめる眼差しは欲を孕みながらも愛しみに満ちている。
神から人に姿は変わり、輝く色彩もそれに合わせて変化した。
この変化を特に気にしたことなど今までなかったが、今再び神としての姿を前にしてウェンティが感じるのは、姿が異なろうとも自分に対する深い愛情だけは何も変わっていないと言う事実。
「ダメか?」
耳に纏わりつくような甘い音で尋ねてくる鍾離にウェンティは首を横に振り、新しい『契約』に同意を示した。
愛しい熱を夢中で貪る浅ましい自分を晒すのは恥ずかしい。でも、愛おしい彼はそれを見たいと――それに興奮すると言ってくれるから、羞恥に堪えてこの全てを晒すのだ。