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何故ウェンティが抑制剤を飲まなかったのか。
その理由を考えるほどの理性は鍾離には残っておらず、とにかく緊急の抑制剤を持ってくると再び口にした。
しかし、やはり身体はウェンティを求めており、思うように身体が動いてくれない。
鍾離は立ち上がれと己を叱咤するが、その声に反して手は愛おしい番と繋がれたままだった。
「やら……、もらくしゅ、いかな、いかないでぇぇ……」
「っ、頼むっ、声を、出すなっ」
「らって、らってぇ……」
五感すべてでウェンティを感じるこの状況に鍾離が見せるのは苦し気な表情。
愛し尽くしたいと暴走する欲を抑え付けるのも、もう限界だった。
そんな彼に追い打ちをかけるように、ウェンティは涙ながらに愛らしい声を響かせた。
そしてそれは鍾離の理性を粉々に砕いたてしまった。
「あかちゃ、ほし、くてっ」
「! なに……?」
「うぅ……、ぼく、もらくしゅのあかちゃ、ほしぃのぉ……」
ボロボロと涙を零し告げられる『理由』。
それは自分の身体を大切にしていないわけではなく、愛おしい存在との子供が欲しいという、なんともいじらしいウェンティの本心だった。
その告白を聞いた瞬間から、鍾離の意識は途切れてしまった。
見るも無残に崩壊した理性は欠片も残っておらず、雄の本能のまま彼は番を組み敷いた。
自分の衣服の中で発情しているウェンティの姿に、涎が溢れてくる。鍾離は口元を手で拭い「俺の子を産んでくれるのか?」と番に問うた。
返ってきたのは無言の頷き。
僅かな布ズレすらも快楽が生まれ、苦しいのだろう。ウェンティは眉間に皺を刻みながらも両手を震わせながら抱擁を求めてきた。
鍾離はその腕をすり抜け、愛おしい存在に口付けた。
いつものように啄むキスから始まる慈しみに満ちたモノではなく、欲のままに舌をねじ込み、呼吸も体液も何もかも――その全てを奪うような荒々しい口づけでウェンティを貪った。
彼の手はウェンティの胸元で期待にプルプルと震える尖りをつまみ、柔く芯が通ったそれをこりこりと圧し摘まんで愛撫している。
発情して既に限界を超えていたウェンティは、愛おしい番から齎される快楽にあっけなく絶頂を迎えた。
鍾離は上着にかかる精液に唇を離し、視線を下げる。
欲を吐き出し萎えかけている番の性器はその先端から白濁した体液を滴らせ、快楽の余韻に時折とぷりと量を吐き出していた。
「もらくす……」
乱れた呼吸のまま名を呼んでくるウェンティに、鍾離は一度視線を戻す。そして再び口づけながらウェンティの胸を弄っていた手を今度は自身の下半身に移動させた。
甘い香りに、くらくらする。
それはまるで酩酊状態のようだが、酒とは違い、番からの性フェロモンは鍾離にこの上ない程の幸福感を与えてくれる。