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潤んだ瞳で鍾離を見上げるウェンティは目の前にある恋人の唇に吸い寄せられるように自身の唇を寄せる。舌を出しぺろぺろとその輪郭を舐めるのは、先のような深いキスが欲しくて堪らないからだ。
じゃれつくばかりで一向に舌を侵入させてくる気配のない恋人に焦れたのか、唇を舐める舌を絡めとり強引に深く口づけて来るのはもちろん鍾離その人だ。
ウェンティの性感帯である上顎を舌先で擽るように撫でた後、舌背で押し付けるように擦りつける鍾離。
腕に抱いた存在は力の入らない足で腰を揺らし、快楽を生もうと股座をこすりつけてくる。
おそらくこれは無意識の痴態だろう。言葉以上に『早く』とせっつかれているようで思わず喉が鳴ってしまう。
大切だから、愛おしいから己の欲をぶつけるだけの行為などしたくない。
暴走しそうになる欲に『落ち着け』と理性を総動員してストップをかける鍾離だが、先程言われた言葉を思い出す。愛しているからこそ繋がりたいのだ。と。
その身一つで愛し合うことに本来作法など無用だ。想いさえあればいいのだから。
「んっ、んんん、―――っ」
尻を揉んでいた手で己を咥えさせる窄まりを押し開けば、声にならない吐息が口づけの合間から漏れた。
音の出を塞いでいる唇を離せば、おそらく愛らしい嬌声を聞くことができるだろう。だが、この甘美な口付けを止めることも惜しく、鍾離は声は後の楽しみとしようと口内への愛撫を続行する。
口内を、上顎を執拗に撫でまわされて弛緩した身体は容易に無骨な指を吞み込んでゆく。
奥へ奥へと誘うように蠢く内壁に抗うことなく付け根まで埋め込めば、関節を折ってぬかるみを腹で撫でてやった。
その途端、体内に埋め込んだ指が締め付けられる。きゅうきゅうと絡みついてくる熱を増大させるように指を引き抜けば、行かないでと言わんばかりにナカが動く。
第一関節まで引き抜いた指に人差し指と薬指を添え再び胎の中に埋め込む鍾離は、簡単に吞み込まれるそれに愉悦した。
(間が空いてないとはいえこうも簡単に呑み込むとはな)
埋め込んだ三本の指も美味そうに喰らう窄まりは絶妙な加減で指を締め上げている。
肉付きを得た窄まりも、雄の子種を欲して奥へと誘う内壁も、自分しか知らない。何も知らなかった存在を、己がここまで淫らに仕込んだ。
その事実に、どうしようもない程興奮を覚えてしまう。
「ああっ、モラクス、きもちぃ……きもちぃよぉ」
「分かっている。ほら、分かるか? 俺の指を三本、美味そうにしゃぶっているぞ」
先程よりも激しく揺れる腰の動きにどうしても笑みが零れてしまう。いや、貪欲なまでに自分を求める恋人の姿に喜ぶなという方がおかしいというものだ。
鍾離は恋人の頬に鼻先に目尻にとキスを落とす。その間も快楽に悶えるウェンティの表情は逃すまいと見下ろせば、目尻からは涙を、口角からは涎を零すウェンティがなけなしの力を振り絞ってしがみついて来た。
これでは表情を見ることができない。引きはがそうにも片手では難しく、恋人の表情を見逃さぬためには愛撫を止めざるを得ないだろう。
「どうした? 見るなという事か?」
「ちがぅっ、た、たってられないのぉぉ」
「そうか。ならば―――、これならどうだ?」
出来れば止めたくなかったが胎に埋め込んでいた指を引き抜いた鍾離はあっという間に恋人のズボンの留め具を外して大地に落とすと、そのままウェンティの両腿に手を回して抱えあげた。
倒れぬようにと櫻の幹に背中を押し付けられ、足はまるで赤子のように左右に大きく開かれ、自分で自分の身体を制御できない体勢をとらされたウェンティは言葉にならない悲鳴のような小さな声を上げた。快楽に蕩けていた思考も流石に羞恥が勝れば理性を取り戻すということだろう。