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荒々しいまでに恋人を貪る男の動きに合わせウェンティの体躯は櫻の幹を揺らし、その振動に美しい花びらは愛し合う恋人達の睦言を隠すように舞い落ちた。
淡い桃色の花弁は汗の滲んだウェンティの額に数枚張り付き、鍾離はその花びらごと愛しむように唇を寄せる。
腕に抱いた愛おしい存在は、甘く上擦った声を途絶えさせることなく響かせ、雄の本能を刺激している。
快楽に堕ちた淫らな精霊は恋人の子種を強請る言葉を紡ぎ、腰を揺らしていた。
「もらくすっ、きもちぃ、もっと、もっと奥、おく、いっぱい、いっぱいコンコンしてぇっ」
「分かっているっ、ほら、これだろう? これが良いんだろう?」
鍾離の首に巻き付けた腕を緩め、しがみついていた体勢を放すウェンティは櫻の幹に背を預けるよう仰け反り、より深く繋がろうと腰をくねらせる。
鍾離が恋人の望みを叶えるように抱えていた大腿から力を抜けば、ウェンティの体躯は重力に従いより深く男を呑み込んだ。
腰骨を尻に埋めるように密着し、恋人の胎の奥の奥に男根を侵入させる鍾離。猛ったそれは胎の中で更に質量を増し、今か今かと子種を注ぎ込む瞬間を待っているようだった。
雄に絡みついていた内壁は愛を強請るようにうねり、締め付けてきている。おそらく先走りが溢れているだろう先端に口づけるように吸い付いてくる胎の動きには思わず息を呑んでしまうというものだ。
「もら、もらくすっ、ねぇ、きもちぃ……? ボクのなか、きもちぃ?」
「当たり前のことを聞くなっ。正直、気を抜くと持っていかれそうだっ」
「うれしぃ……っ、もらくす、はやくちょうだいっ、もらくすのあかちゃんのもと、ぼくのなかにいっぱいだしてぇ……」
胎に子種を注がれた際の快楽はもう知っている。だからこそ、ウェンティは求めてしまう。
愛してると告げながら自分の中で達する彼を想像するだけで、こんなにも胎が疼いてしまう。
鍾離が欲しくてもう我慢できないと涙声で啼くウェンティ。より深く恋人を誘うため自ら足を開く姿は、実に淫靡だった。
あまりにも煽情的なその姿に咽喉は無意識に鳴り、理性が遠退いてゆく感覚を覚えた。
次の瞬間、鍾離は先程までとは比べ物にならないほど激しく腰を打ち付け、恋人の体躯を攻め立てた。
悲鳴のような喘ぎ声に交じって呼ばれる名前。それに応える余裕は既に無くなっていて、代わりに首筋に噛みついて所有の証を強く残した。
「モラクス、イくっ、イっちゃうぅ」
「欲しいものをくれてやるから一滴も零さず呑み込めっ!」
過ぎる快楽に絶頂を迎えたのはウェンティが一瞬先だった。
胎に納めた雄を食い千切らんばかりに締め上げれば、鍾離の『愛』が流れ込んでくるのを感じた。
胎の中に注がれた子種にウェンティは歓喜し嬌声を漏らし、身を震わせる。
恍惚に包まれながらも恋人を見上げれば、眉間に皺を寄せながらも唇で汗を拭ってくれる愛しい人と目が合った。
言葉よりも先に唇を重ね、啄むように音を響かせる二人。額と額を小突き合わせ、ほうっと息を吐いたのはどちらだろうか?
「ボク、ちゃんとこぼさずのみこめた……?」
「ああ、安心しろ。全てお前の胎の中だ」
「よかったぁ……」
愛おしそうに己の胎を服の上から撫でるウェンティの姿は本当に幸せそうだった。
だがしかし、番にそんな姿を見せられた雄にとっては堪ったものじゃない。まるで子を欲しているようなその様に孕ませたいと本能が呼び覚まされてしまうではないか。
「! ちょ、なんでおっきくしてるのっ?!」
「これはお前が悪い」
「ボクが悪いってな―――! んぁっ」
達したばかりの胎で再び暴れる雄に敏感になった体躯はあっさりと快楽を拾いあげてしまう。
治まりかけていた炎を燃え上がらせるように奥を捏ねられてはもうどうしようもない。
ウェンティは再び生じた快楽に成すすべなく嬌声を響かせ鍾離が求めるまま愛を注がれる。