あなたは18歳以上ですか?
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誘いに乗ってしまえと声がする。
だが、指三本と己の男根ではどんな楽観的な思考をしていても物理的に無理だと答えが出てしまう。
奥歯を食いしばり、欲に堪える鍾離。
自身の精液を塗り込む恋人のハラは熱を帯び、うねるように震えている。
指に吸い付く様に絡みついてくる内壁に己の楔をねじ込めば、一体どれほどの快楽が待っているのか、もう想像もできなかった。
「バルバトス、っ、愛してるっ」
「ぼくもぉ……、もらくす、はやくぅ」
おなかの奥が切ないと愚図るウェンティは腰を揺らしてもっと奥に来てと誘ってくる。
指では到底届かない場所に早く入ってきてと譫言を漏らす恋人は、自分が何を言っているか分かっているのだろうか?
鍾離は男根がまた張り裂けそうな痛みを訴えている事に気付き、いっそ仙力を使ってしまおうかと欲を優先しそうになる。
番もそれを望んでいるんだ。早く子種をくれてやれ。
そうせせら笑う自分の声を黙れと一喝するのだが、欲情は消えることは無い。むしろ己の指をよく見ろと理性を惑わせてくる。
無骨な指を3本も美味そうにしゃぶっている孔にさっさと突っ込んで腰を振ってしまえと本能を檻から出そうとする情欲は、想像してみろと囁いた。お前の腰を振る度に愛らしく啼いて善がる番の姿を早く見たいだろう? と。
止めろと誘惑を振り払おうとする鍾離だが、悲しいかな欲は願望を見せてくる。
足を開いて猛った男根を根元まで納めるウェンティの姿を。そして、きもちいいと自分の名を呼び喘ぐ姿を。
「もらくす、おねがい……、はやく、はやくきてぇ……」
モラクスが欲しくて、愛されたくて狂いそうだと啼くウェンティの声。
それは鍾離の妄想ではなく現実で、鍾離は咽喉を鳴らして愛撫していた孔から指を引き抜いた。
甘く上擦った声を漏らし身を震わせるウェンティは、涙に潤んだ翡翠を逸らすことなく注いでくる。
そして、閉じることの無い唇から赤い舌を覗かせ、たどたどしい呂律で「きて」と呟き、足を更に開いて見せた。
恋人に此処までされて突っぱねることなどできるわけがない。
鍾離は膨張した欲を握りしめると、その先端を先程まで自分の指が可愛がっていた孔へとあてがった。
先程はあてがったのは、ただただ理性を取り戻すための行為だった。だが今度は違う。これは彼が、そして彼の恋人が望む行為のためのモノだった。
「力を抜いてろっ」
無理矢理突っ込んでやりたい衝動を必死に耐え、ウェンティを気遣う鍾離。
ウェンティは小さく何度も頷きを返し、期待に胸を高鳴らせてシーツを握りしめた。
「! んあ―――っ、あっ、あああっ」
蕩けていた秘所は、鍾離の腰の動きに合わせてゆっくりと押し開かれてゆく。
愛おしい熱にウェンティの性器から溢れる蜜は量を増し、腹に透明な体液が滴った。
これから愛おしい存在に愛され、そして彼の伴侶になるのだと思うとウェンティは胸がいっぱいになり、快楽と幸福感に目尻からは涙が零れ落ちていた。