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ウェンティを思いやるなら馴染むまで動かずいてやれと理性が訴えかけている。
だが皮肉にも堪えようと思えば思うほど衝動は強くなる。
そして、先端だけとはいえ愛しい存在のナカに自分がいるという事実が気持ちを昂らせ、堪えるべき衝動に屈してしまう鍾離。
欲に負けて腰を押し込めば、狭く窄まった肉壁を掻き分けるように男根はウェンティのハラに呑み込まれていった。
「っ、うっ、もら、もらくす、っ、ま、まって、まってぇぇ」
「っぐ、す、まんっ……」
ウェンティの手は鍾離の前腕を握りしめていた。
指が食い込む程強く握りしめられていると気付いた鍾離は我に返り、衝動を止める。
無理矢理体躯を開かれたウェンティはぎゅっと目を閉じ苦痛を耐えており、その目尻には涙が伝い零れていた。
何度も謝り、恋人を気遣う鍾離。だが、その一方で欲が『早く番を寄こせ』と暴れて理性を侵蝕し続けている。
さっさと腰を振って番に種付けしろと訴えてくる本能に肉体は屈するように下肢に――男根に血を巡らせ、先の射精など無かったかのように睾丸には溜められた子種が放出の時を今か今かと待ちわびていた。
「っ、くっ、っ、バルバトスっ、っ、バルバトス、愛して、るっ、……愛してるっ!」
「! ひっ、―――っ、もっ、もら、もらくっ、くるし、おねが、ま、て、くるしぃぃ」
「バルバトス! っ、バルバトス、愛してるっ、愛してるっ」
ウェンティの許しが出るまで、堪えるつもりだった。
だが、気が付けば鍾離はウェンティの悲鳴など聞こえていないかのように腰を振っていた。
猛った男根で雄を知らぬハラを蹂躙するかのように繰り返される抽送。太く硬いそれが突き上げられる度深くなる繋がりに、生まれる快楽は大きくなる一方だ。
おかげで鍾離が理性を取り戻すことは叶わず、ウェンティは苦痛に泣きじゃくっている。
だがそれでもウェンティの口から零れるのは鍾離の名前で、苦しいと訴えながらも『嫌だ』とも『止めて』とも発せられることは無かった。
ただ彼の名を呼び、大好きだと伝えるように愛しい存在が与える苦しみを全て享受していたのだ。
「くっ、バルバトスっ、っ―――」
「んんんっ」
苦し気に歪められた表情が更に険しくなり、それとほぼ同時にぴたりと止む腰の動き。
ウェンティが感じるのは、熱い流動。
ハラを満たすそれが鍾離の精液だと気付いたのは、覆い被さってきた彼に口付けられた後のことだった。
「愛している、バルバトス……」
「もらくすぅ」
「すまない……、苦しかっただろう?」
閉じていた目を開けば、苦し気な、それでいて悲し気な鍾離の表情がすぐ目の前に。
ウェンティは力の入らない腕を何とか動かし、彼の頬にそっと触れた。
「だいすき……」
苦しくないと言えば、それは明らかな嘘になる。
だがそれでも、苦しくともそれ以上に幸せだと愛しくてたまらない男にウェンティは微笑んだ。