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「っ、―――煽るな、馬鹿者が……」
「だってぇ……」
誰よりも何よりも愛おしい存在。自分が与える全てを享受し、喜び、愛を伝えてくるその存在に鍾離は咽喉を鳴らした。
本来なら二度も吐精すれば欲は落ち着き平静を取り戻すことができるのだが、募る一方の愛おしさにウェンティを求める欲望は落ち着くどころか更に加速してしまう。
平静を装うとしてもそれは徒労に終わり、萎えるべき男根は鍾離の願いとは裏腹に柔くなるよりも先に再び硬度を取り戻してしまった。
「……モラクス」
「うっ、すまない……。耐えようとは、思っていたんだが……」
胎を広げる猛った楔にウェンティは何か言いたそうな顔で見上げてくる。
鍾離はその眼差しを正面から受け止めるも、申し訳なさそうな表情で「もう暫くこうしていたい」と腰を振りたい本能には耐えることを約束し、ただ愛おしいウェンティをその腕に抱きしめたいと懇願した。
ウェンティは自分を見下ろす頼りない男の頬を両手で包み込むと、キスを強請った。
求められた鍾離は望まれるまま唇を重ね、柔らかく甘いそれに何度も何度も触れた。
キスを交わしながらも、深く口付けたいと願う欲に蓋をするのは恋人の負担を懸念して。
魔神でありながらも女子顔負けの華奢な体躯は少し乱暴に扱えばすぐに壊れてしまいそうだった。
それにも拘らず、自分は男を知らぬ体躯を無理矢理拓き、自己中心的なまでに犯し、穢してしまった。
これは本来なら謝罪するだけでは済まない大罪だろう。だが、恋人はそんな自分を許し、変わらぬ想いを告げてくれる。
この健気な存在に報いる術は、同じ過ちを繰り返さないことに他にない。未来永劫、この愛おしい者を愛しみ大切にし続けたいから。
口づけの合間に愛を囁く鍾離。口づけと言葉を受け取るウェンティはそれに幸せそうに笑いながらも、雄の努力を無に帰す言葉を発してくるから堪ったもんじゃない。
「もううごいていいよ?」
恥ずかしそうに翡翠を伏せ、でも此方を伺うように上目遣いを見せるウェンティの言葉に鍾離は息を呑む。
楔が更に嵩を増したことはウェンティにも伝わったのだろう。小さくくぐもった声を漏らし、吐息交じりに煽る言葉を口にしたから。
「もらくす、すごい……まだおっきくなる……」
恥じらいながらもウェンティが快楽を感じたことは、埋め込んだ楔が教えてくれる。
胎に納めた熱をきゅんと締め付け、雄を求め内壁がうねりだしたから。
「……お前も感じているのか?」
「わ、かんない……。でも、おなか、なんだかへんなかんじ……」
ごくりと再び咽喉を鳴らす鍾離の問いかけに、唇を噛みしめ首を横に振るウェンティ。彼が言う『感じる』という感覚は今まで体験したことがないから分からない。と。
その言葉に鍾離は互いの体躯に挟まれたウェンティの性器に手を伸ばす。
芯の通ったそれを掌に納めると、「勃起しているということは『快い』ということだな」と嬉しそうに笑った。
恋人が今感じているのは先のように痛みと苦しみだけではない。今鍾離の掌で蜜を零すモノは、雄の欲を胎に納めながらも確かに『快楽』を拾い上げている証拠だったから。