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受け取った言葉に涙が零れる。喜びに言葉を詰まらせながらも自分も愛してると想いを返すウェンティは、鍾離以外愛せないと心を吐露した。
返されるのは愛しげな笑み。覆い被さって来る彼は、額に、瞼に、鼻先に唇を落とし、啄む口づけをくれた。
離れる唇に心を震わせていれば、首筋に落ちてゆく愛しい熱。
胸を撫でる鍾離の指にくすぐったさを覚えながらも、その先に別の何かがあると気付いて恥ずかしくなる。
気が遠くなる程長い年月を生きてきたのだ。愛し合うための行為がどういったものか、知らないわけじゃない。だがそれらは全て見聞に過ぎず、実際に自らが経験したことは無かった。その行為が『愛し合うため』に存在すると言うのなら、相手は鍾離以外考えられなかったからだ。
だから、ウェンティにとってこれが初めて経験する『愛し合う』ための行為。それなのに、身体はこの先に待つ『何か』を知っているかのように期待していた。
ふしだらな自分に羞恥を覚えるウェンティは、こんな自分を知ったら鍾離がどう思うか不安になる。淫乱だと罵られても仕方ないとすら、自責してしまう。
だが鍾離はそんなウェンティを愛おしいと笑った。自分を求める姿が堪らない。と。
「いいの……? ボク、はじめてなのに、それなのに……」
「お前が求めているのは俺だけだろう?」
「うん」
「なら、何も問題はない。……俺もお前が欲しくてこうなっているんだからな」
そう言って鍾離は己の下肢を押し当ててきた。其処には固い何かが存在を主張していて、言われずとも男の象徴だと分かった。猛ったそれは密着することでドクドクと脈打つ鼓動を伝えてきて、彼の欲情を言葉以上にウェンティに知らしめた。
求められている。自分はこんなにも愛おしい存在から求められている……。
心臓の鼓動は更に早くなり、腹の奥に疼きを覚えた。
女体が有する子を成す器官。それは自分の体躯には存在しないはずなのに、ウェンティは確かに其処に恋人を求めていた。
身体がおかしいと鍾離に訴えるウェンティ。何処もおかしくないと笑う鍾離は、ウェンティの下肢から下着ごと衣類をはぎ取ってしまった。
ベッドの上で破られたシャツだけを身に着けた恋人の姿は、雄の本能を刺激する。
恥ずかしいと足をくねらせ身を捩るウェンティが隠そうとしている箇所を晒すように両足を広げてやれば、羞恥にぷるぷると身体を震わせている愛おしい存在。
鍾離はごくりと生唾を呑み、漸くありつけた馳走に今すぐにでもかぶりつきたい衝動を必死に抑えた。
「……綺麗だ」
「み、見ないでっ」
「何故だ? こんなに美しいお前を見ずに何を見ろと言うんだ?」
ウェンティが美しいことは最初から分かっていたが、自分だけが見ることのできる姿はまた格別だ。
その全てを記憶に刻み付けるように注がれる鍾離の視線に、ウェンティは恥ずかしさのあまり涙目になってしまう。
だが、それでも恋人の手に抗うことができず、彼の眼前に包み隠さず全てを晒すウェンティ。
いじらしい様に鍾離は手を伸ばし、反応を見せている性器をその大きな掌で包み込んだ。
体躯を震わし泣きべそをかく恋人だったが、二、三度扱いてやればその声は甘いものに変わっていった。
快楽に抗う術を持たず陥落するウェンティに、鍾離は愛撫する手はそのままに尋ねる。これまで自分で処理をしてこなかったのか? と。
返ってくるのは、したことが無いと言う上擦った声。何度か試みたことはあったが、恥ずかしくて触れる事すらできなかった。そんな類の言葉が紡がれ、驚きと同時に覚える愉悦は鍾離を更に興奮させた。
今から自分のモノになるこの美しい存在は、本当の意味で穢れない無垢な存在。それを今から自分の欲で塗り潰すのだ。征服欲が満たされると感じるのは、まぁ当然だろう。